1.身長の伸びがピークなのは

1-1.成長期に身長が一番伸びやすいのが一般的

身長が一番ぐーんと伸びる時期のことをいわゆる「成長期」と言います。小学生から高校生にかけての頃が一般的にこの成長期にあたると考えられていますが、身長が伸びるタイミングは人それぞれですから、この頃にあまり背が伸びなかったのに、高校を卒業する頃になって急に背が伸び始めた!という方もたくさんいます。背がいつ伸びるかに関しては、非常に個人差が大きいものだと考えてください。

1-2.身長が伸びるかどうかは「骨端線」によって決まる

身長が伸びる平均として述べますと、男子の場合は小学6年生(12歳)から中学3年生(15歳)頃、女子の場合は小学4年生(10歳)から中学2年生(14歳)頃だと言われています。この頃は成人以上のエネルギーを必要とし、成長ホルモンも盛んに分泌されています。食べても食べても太らない・・・そんな時期でもありますね。
身長が伸びるかどうかは、「骨端線」が残っているか閉じているかによって決まるとされているのですが、高校生になる頃にはこの骨端線が閉じている場合が多く、その為にあまり身長が伸びない、あるいは身長が止まるということになるのもこの頃が多いでしょう。
ですが、たとえ骨端線が閉じてしまったとしても、身長を伸ばすことは十分可能です。猫背を直して姿勢を正したり、X脚、O脚などの体の歪みを矯正して正しいスタイルを保つようにするだけでも身長は伸びるものなのです。ですから、成長期を過ぎてしまったとしても諦める必要はないのです。ストレッチを毎日継続し、体の柔軟性を高めることでも身長に影響がありますから、こうした努力を続けてみることも大切です。

1-3.まとめ・・・

背が高いか低いかを決めるのは遺伝的要素が占める部分が大きいだろう・・・そんな風に昔から考えられてきましたが、実は遺伝が身長に与える影響は25パーセントほどしかありません。両親共に大きいから、子供も自然と背が高くなるだろう。実は、そんなことはないのです。
遺伝的要素よりも、後天的な要素によって身長が伸びるかどうかは決まっていくのです。後天的要素として挙げられるのが、「食事」、「睡眠」、「運動」の3つ。カルシウムはもちろんのこと、その他の栄養素(たんぱく質、ビタミン、鉄分等など)をバランスよく含んだ食事を摂ること、質の高い睡眠をたっぷりとり、成長ホルモンの分泌を促すこと、適度な運動で骨や筋肉を鍛えること。こうしたことが身長の伸びに大きく関わってくるのです。
また、先にも述べましたように、日ごろの姿勢や歩き方も身長を伸ばすコツ。顎をひいてまっすぐ立つように意識しましょう。正しい姿勢は筋肉をバランスよく付けることにも繋がりますから、是非日ごろから意識してみてください。
いわゆる背が伸びるピークだとされている「成長期」を過ぎたからといって、もう背は伸びないんだ、と諦める必要はありません。努力を継続すること。これが大事なのです。