1.身長と遺伝の関係

1-1.身長は、遺伝だけではなくその他の要因に大きく左右される

両親の背が高いとそのお子さんの背も高くなるのか。確かに、その確立は高いと言えるでしょう。ですが、実は身長に影響するのはその他の要因が大きく関わってくるのです。自分は背が低いから、子供もきっとあまり大きくならないんだろうな・・・いえ、そんなことはありません。食事や生活リズムを整えてあげることで、身長が伸びる可能性は十分にあるのです。

1-2.食事、睡眠、適度な運動で身長は伸びる

実は遺伝の身長への影響はたったの25パーセントしかありません。遺伝的要素は確かにあるのですが、身長が伸びるために必要なのは、「良質な睡眠」、「栄養のバランスがとれた食事」、「適度な運動」、「姿勢」だと考えられています。「睡眠」の重要性に関していいますと、これは寝ている間に分泌される「成長ホルモン」が身長に大きく関わってくるからだといえます。深い眠りである「ノンレム睡眠」時にこの成長ホルモンの分泌が盛んになるため、ぐっすり熟睡することが大切になってくるのです。
次に「食事」ですが、カルシウム、たんぱく質、鉄分などをバランスよく摂取することが身長の伸びには必要になってきますから、スナック菓子やインスタント食品は出来るだけ控え、こうした食事面の見直しをするということがポイントですね。
次に「運動」に関していいますと、成長と関係のある「骨端線」を刺激することが身長を伸ばすには欠かせませんから、負担がかからず全身を大きく動かすような運動を取り入れてみましょう。特に水泳が全身運動として良いとされていますよ。
そして「姿勢」ですが、猫背と体の歪みを防ぐことで成長期以降の大人でも身長を伸ばすことが可能だといわれていますから、姿勢正しい歩き方や立ち方、ストレッチなどを取り入れてみましょう。

1-3.まとめ・・・

このように、遺伝的要素以上にその他のポイントが身長を伸ばす鍵になってくるのです。ではどうして両親共に背が高いと、そのお子さんも背が高くなる傾向にあるのかと言いますと、これは食生活が同じであることと、普段の生活リズムが似てくるといったことが背景としてあると考えられます。
ですから、両親の背が低いからといって諦める必要はまったくないのです。規則正しい生活と、質のよい睡眠、栄養のバランスがとれた食事を心がけることで身長は伸びてくれます。また、お風呂上りの体が温まっているタイミングでゆっくりと時間をかけてストレッチをすることも効果的。縮まってしまった筋肉を伸ばしてあげること、体の柔軟性を高めることも身長を伸ばすための対策として非常に有効だと考えられますから、是非試していただきたいと思います。
牛乳をただガブガブ飲めば背が伸びるというものではありませんから、食事のバランスをしっかり見直さなければなりませんし、出来るだけ10時以降には布団に入って体と脳を休ませ、質の高い睡眠へとスムーズに移行出来るような環境を整えてあげましょう。